著者 安田泰淳(雑学研究家)



お風呂の塩素!体内に吸収されるのを防ぐには?

〇「一番風呂は馬鹿が入る」
〇「年寄りのさら湯は毒」
〇「一番座敷に二番風呂」


お風呂に関することわざって、いろいろあるんだなぁ☆
しか~し・・・ 一番風呂に関することわざを調べてみると、よくないお言葉が並んでいました。


どうして、一番風呂は駄目なのでしょうか?


実は一番風呂には不純物が少ないために、熱や塩素が肌に伝わってしまうのです。そのため、「ピリピリっ」と感じてしまうのです。水道水のお湯には塩素の成分が残っています。 プールのような匂いがするなぁ~と思ったことはありませんか?


水道法という法律により、水を殺菌するために塩素を入れることを義務づけられているのです。しかし、残留塩素には肌を酸化させたり、保水力を減少させたりする性質があるので体に良くないとされています。


1986年の米国化学学会によると・・・
皮膚呼吸により塩素を体内に吸収することがわかっています。水道水を飲んだ時と比べ、6倍から100倍ほど塩素を吸収してしまう!というデータも存在するぐらいです。



実は身近なある方法を用いて、この塩素を除去できる方法があるのです。
塩素と結びつきやすい性質であるビタミンCをお湯に混ぜるのです。 お茶の葉や柑橘類の皮を混ぜることで、塩素を体内に吸収するのを防いでくれるというわけです。


塩素は有機物(人の垢など)と結びつくことで塩素反応が弱くなります。一番風呂がよくない理由の一つがここにあるのですね☆


子供の体が心配だ!
そんな方はお茶の葉や柑橘類の皮をお風呂に入れてくださいね☆ (雑学研究家、安田泰淳)


    








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