著者 安田泰淳(雑学研究家)



革製品!バナナの皮でツヤがでる

旅行でかばんを使うことになったんだ。
さてさて、押入れから革のかばんを出してみると・・・・ あれれ~(TT) ツヤがなくなっちゃったよ~(><)


革専用のクリーナーが手元にないし・・・
何かいい方法はありませんか~?


おまったさんです☆
実は身近にある食べ物の皮を使うと、革(黒や茶色)のかばんを復活させる事ができるのです!それはバナナの皮です。バナナの皮に含まれているタンニンを利用して、かばんの汚れやつやを復活させるのです。


主に動物の皮を革にする方法は2パターン存在します。一つはクロームなめし!もう一つはタンニンなめしです。


おお!タンニン? なめし? いったいなぁに?


なめすを辞書で調べると、「動物の生皮から不要なたんぱく質や脂肪を取り除き、薬品で処理して、耐久性・耐熱性・柔軟性をもたせる」と書いてありました。


動物の皮は柔軟性がありますが、加工しなければすぐに腐ったり、つやがなくなったりしてしまいます。そこで、タンニンなどを使う事で身近な革製品が誕生しているというわけです。


バナナの皮の内側にはタンニンが含まれており、なめしのような効果が得られるわけです。ただし、バナナが黒くなるのもタンニンの仕業です。白いかばんにバナナの皮を塗ってしまうと、色にムラガ出てしまうので注意が必要です。


多少臭いが残りますので、仕上げは柔らかい布を使って拭き取ってくださいね♪ (雑学研究家、安田泰淳)


    








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