著者 安田泰淳(雑学研究家)



拒食症!時間がたつと空腹を感じなくなるのは何故ですか?

忙し過ぎて、ご飯を食べ損なってしまったよ(>_<。。)


初めはおなかがグーグー鳴っているのに、
しばらくすると空腹を感じなくなりますよね。 あれっていったい何故だろう?


短時間の場合、
単に体が慣れてしまうからだそうです^^;


人はある程度同じ状態が続くと、あまり気にならなくなるのです。


しかし、断食などにより1日ほど食事を摂らない場合、慣れとは違うメカニズムが発生し、拒食症に発展する可能性がありますので注意してくださいね。


長時間にわたり食べない状態が続くと、
体はエネルギーを得るために脂肪などを分解します。


この分解する時に出てくるのが今日の主人公であるケトン体です。


このケトン体!
大脳の視床下部にある食欲中枢に作用するので、空腹感を感じなくさせているのです。つまり、拒食症に発展するかもしれないのです。


このメカニズムを利用して、
アメリカでは2000年頃から「ケトン式ダイエット」が流行ってしまいました。


しかし、健康上の問題を指摘する専門家が数多く存在し、


〇ケトン体を発生させたために内臓に対する負荷が大きくなる
〇低血糖となりイライラ感が出てくる
〇体臭や口臭がきつくなる


などの症状が表れる事を指摘しています。
気をつけてくださいね。 (雑学研究家 安田泰淳)


    








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