著者 安田泰淳(雑学研究家)



ラーメン屋さんの名前!○○軒が多い理由

ラーメン屋さんをタウンページで調べてみると、○○軒という名前を数多く見かけます。ここで今日のクエッション♪


○○軒という名前が多いのは何故だろう?


実は日本で最初にできたラーメン専門店の名前こそが「来々軒」といいまして、この名前にあやかって ”軒” をつけるお店が増えたのです。


日本初のラーメン屋さんは1910年に浅草(現在の浅草一丁目)でオープンしたとされています。店主の尾崎貫一さんは横浜で働いていた中国人と一緒にラーメン屋をオープンしたのですが・・・ これがなんと大当たり^0^ 一日2000人前後のお客さんが来店する人気店に成長しました。


この時に作っていたラーメンが醤油ラーメンです。
「醤油」 = 「東京ラーメン」 の方程式ができました。


これを見た他の料理人達は
「俺たちもラーメンという食べ物を販売しようではないか^0^v」


来々軒にあやかろうと、同じような名前で出店するお店が多数できました。このような背景から、古いお店ほど”軒”を使っているのです。


「来々軒のラーメンが食べたい!浅草に行ってこよう~」


実はこの来々軒!
第二次世界大戦の影響でお店が潰れてしまいました・・・


その後、ご子息が東京の八重洲でお店を構えていましたが、1994年に閉店。この時に働いていた従業員が、千葉市に進来軒という名前でその味を引き継いでいるそうです。


らーめんが大好きな方は足を運ばれてみてはどうでしょうか☆


追記
日本初のラーメン屋さんは函館で始まった!との説も存在しています。 (雑学研究家 安田泰淳)


    









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