著者 安田泰淳(雑学研究家)



ペットボトル!牛乳を販売できない理由

ペットボトルという単語!
これは日本でしか使われていない言葉だそうです。


欧米では、プラスチックボトルという単語で表されていますので、海外でペットボトルと言っても通用しないのです。


2004年にはアサヒビールがペットボトルの中に、ビールを入れて販売する計画もありましたが、環境保護団体からの抗議により、販売を中止する事になったそうです・・・

ペットボトルは瓶のようにくり返し使うことができず、缶や瓶に比べてリサイクル率が低いためです。


しかし、牛乳をペットボトルで販売する話を聞いたことがありません・・・ ペットボトルで販売できない理由があるのでしょうか?


実は、ペットボトルに牛乳を入れて販売する事ができないのです!


1951年の省令で、衛生上の問題から牛乳を販売する方法は、「紙パック」か「瓶」じゃなければ駄目ですよ!という決まりを作ったのです。(その当時、ペットボトルなんてありませんでした)


しかし、ペットボトルが主流となった現代に至っては、「少し時代遅れかも・・・」という議論が起こっています。 そこで、厚生労働省は「関係者の要望があれば審議をしてもいいですよ~」との発言があったそうです。


雑菌が繁殖しやすい牛乳!
一度口をつけると衛生的によくないので、牛乳のペットボトル化には問題があるようです。 (雑学研究家 安田泰淳)


    









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