世界で一番歌われる曲!「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」は盗作だった
世界で一番歌われている曲といえば、ギネスブックにも登録されている「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」です。
この曲が有名になったのは、マリリン・モンローがケネディ大統領の誕生日に歌った事がきっかけとなっていますが・・・・・
実は、この曲にはちょっとした暗い騒動が繰り広げられていたのです。 それは盗作問題です
元々、この曲は誕生日を祝うために作られたものではなく、幼稚園児が朝の会で歌われる時に作られた曲だったのです。作詞・作曲者は幼稚園に勤めていた「ミルドレッド・ヒル」と「パティ・ヒル」の姉妹です。
「グッド・モーニング・トゥー・オール」(みなさん・おはようございます)という題名で親しまれていましたが、評判がよかったので、1893年に発行された幼稚園用の歌集に掲載されることになるのです。
しかし、この姉妹の許可を得ず、勝手に二番が作られてしまいます。これが世界的に有名な名曲「ハッピーバースデー・トゥー・ユー」なのです。
この出来事に激怒したヒル姉妹! 盗作をした出版社を相手に裁判を起こす事となるのです。
裁判の結果、ヒル姉妹にハッピーバースデー・トゥー・ユーの著作権は無い!との判決が下り、この訴えは棄却されたそうです。
ちなみに、日本での著作権は2005年に切れましたので、自由に使うことが可能となっています。 (雑学研究家 安田泰淳)
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