著者 安田泰淳(雑学研究家)



紅白歌合戦!どうして大晦日に行っているの?

紅白歌合戦は第三回までお正月に行われていたのです。


紅白の歴史は古く、その前身は1945年に行われた紅白音楽試合にさかのぼります。このラジオ番組を企画した担当者は、「紅白歌合戦」というタイトルで勝負したかったそうです。


しかし、戦後間もないこの時期でしたので、GHQは ”合戦” という単語を禁止にするよう命令を出すのです。


仕方がなく、紅白音楽試合というタイトルで放送されました♪


一回限りの放送でしたが評判がよく
1951年には紅白歌合戦というタイトルで復活!


テレビ放送が開始されたのは1953年(第三回大会)からでした。



Q 何故大晦日になってしまったの~?
A それは運営に支障をきたしかねない状況を招いたからです。


当時、お正月に大規模な会場を確保するのが困難で、スタッフは大変苦労していたそうです。そこで、第四回大会から、催しが比較的少ない12月31日に紅白歌合戦を行えば、会場を確保する事が楽ちんだ~! 


そんな経緯で大晦日に行われるようになったのです♪ (雑学研究家 安田泰淳)


    







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