2014年7月19日更新 著者 安田泰淳(雑学研究家)            




天空の城ラピュタ!バルスの語源って何ですか?

言わずと知れた天空の城ラピュタ!


パズーとシータが言うセリフに「バルス」という言葉がありますよね。
このセリフ!ラピュタ語で、「閉じよ」という意味がありまして、ラピュタを崩壊させる呪文として世界的に有名です☆ (実際にtwitterをも崩壊させています 謎)


崩壊させる呪文なのに、3文字だけって・・・・・・ セキュリティ的に問題あるでしょ~(>ω<;) そんな疑問はさておき\(o ̄▽ ̄o)/


このバルス!語源っていったい何だろう?


残念ながら、製作者サイトはバルスの語源についてコメントをしておりませんので、詳しい事はわかりませんでした。 しかし、この呪文はトルコ語と関係しているのではないか? そんな説が存在しましたのでご紹介させていただきます。


トルコ語にはbarış(バルシュ)という単語があるようです。
この単語、実は ”平和” という意味がありまして、バルシュが転じてバルスになったのではないか?という説が存在していました。


宮崎駿監督のことですので、
「平和を願う気持ちを、この言葉を用いて表現したのではないだろうか?」 そんな噂がささやかれておりました。


もうひとつの説!こちらのほうが信憑性が高いと思います。


宮崎監督は天空の城ラピュタを製作するにあたり、パプアニューギニアの資料を参考にしていたそうです。


ガジュマルの樹 画像は青年海外協力隊・理数科教師の活動記から引用させて頂きました


パプアニューギニアの公用語は英語ですが、およそ30万人が使用しているピジン語というものも存在しています。


このピジン語!


バルスをいう言葉も存在し、実は飛行機を意味する単語となっています。宮崎監督は大の飛行機好きで、スタジオジブリのジブリの由来も、第2次世界大戦中にイタリア・カプローニ社の軍用偵察機(ギブリ(Ghibli))から取っているのです^^


スタジオジブリ!ジブリってどんな意味?(安田雑学)


ネットではトルコ語説が有力となっていましたが・・・
飛行機マニアの宮崎さんのことですから、ピジン語説も捨てがたい。 (雑学研究家 安田泰淳) 


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