2012年8月17日更新 著者 出川 雄一(障がい者就労研究家) |
アスペルガー症候群とは何ですか?
画像はwikipediaから引用
アスペルガー症候群って何だろう?
調べてみると、 知的障害のない(IQが比較的高い)自閉症!と書いてありました。
えーっと・・・ 自閉症って何だろう?
自閉症とは、「対人関係の無関心」・「同一動作の繰り返し」・「言語・コミュニケーション障害」などをいいます。
アスペルガー症候群は主に三つの分野で障害が見受けられます。
①「社会性」 ②「コミュニケーション」 ③「想像力」・「創造力」 です。
①の社会性とは、 社会性とは社会のルールの事です。 「法律」・「生活」・「言語」など、様々な社会のルールが存在し、このルールを守る事で、社会の一員として共存しています。
社会性の欠如はこのようなルールが理解できない状態を表します。
例えば、天然パーマの人に対して、「あなたは面白髪型をしていますね?」といってみたり、子供同士の暗黙のルールを破ってしまい、大人にチクってしまう!などなど、素直すぎて浮いてしまう行動をとるのが特徴です。
②のコミュニケーションとは、「相手の言葉をうまく理解できない」・「自分の思いを上手く伝えられない」・「曖昧が凄く苦手」・「言葉のキャッチボールが苦手」などです。
③の想像力・創造力とは 「テレビが見えないよ!」といえば、 「この場所は邪魔だからどかなければいけないんだな!」と思いますが、想像力が乏しいためにうまく理解できません。
アスペルガー症候群は柔軟性に乏しいために、予想外のことが起きるとイラッっとしたり、怒ったりして自分をコントロールする事ができなくなります。
ちなみに、同一行動を繰り返すのは心が不安になっている状況であり、この心を落ち着かせるための行動でもあるのです。 出川 雄一 (福祉ジャーナリスト
/ 障がい者就労研究家)
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