2012年9月24日更新 著者 出川 雄一(障がい者就労研究家)



ADHD!具体的な症状について

ADHDの存在をみんなに知ってもらいたいんだ(。>_<。) みんなで一緒に生きていくためには、少しでもこの障害について理解して欲しいだけなんだ~o(^▽^)o


ただ今、ADHDについて調べています。 → ADHDとは何ですか?


事例①、ADHDの特徴に ”先延ばし” という行為があげられます。年に一回の確定申告。しかし、いつもギリギリに提出してしまう・・・

原因
〇注意力不足による忘れ。
〇他の衝動に駆られ、興味のあることを優先させる。


などが考えられます。


また、ADHDのうち
およそ30パーセントの人が不安障害を抱えているそうです。


不安障害とは
不安により様々な症状(発汗・動悸・胸痛・頭痛・めまい・不眠・下痢など)が現れる障害です。


頻繁に行わない作業、
その不安を回避するために確定申告を無意識のうちに考えないようにしているのではないか?


さらに、知能に問題のないADHDの方であっても、その衝動性から理性よりも早く行動や発言をしてしまう傾向にあるようです。これが人間関係でトラブルを起こす要因になっています。(自分の思ったことを考えずに発言してしまう)


その為、人間不信や自尊心の低下から、うつ病・不安障害に発展する事もあるようです。



事例② 子供が先生や親・友達に対して挑発的な態度が続き、次第にエスカレートさせていく・・・


ADHDの約4割の方が反抗挑戦性障害を抱えているとされています。また、反抗挑戦性障害の約7割弱がADHDを抱えているとされています。 → 反抗挑戦性障害とは何ですか? (福祉短編情報31参照)


反抗挑戦性障害とは、目上の人に対して必要以上に挑発的であったり、規則に対して必要以上に反抗したりします。「口論」・「意地悪」・「かんしゃくなどを起こす」・「反抗期が長い」・「特定の人に対して挑発を繰り返す」のが特徴です。(男の子に多いです)


「ただただ、自分自身の気持ちを認めてほしいだけなんだ!」


親はADHDを抱える子供に対し、どうしても注意する機会が多く、これが自己否定へとつながり、二次障害へと発展しているのではないか?と指摘されています。(遺伝的な要素・脳機能の要素なども考えられています)


ADHDの方の人格を尊重したり、気持ちを受け止めてあげる事が大切になってくるのだと思います。 出川 雄一 (福祉ジャーナリスト / 障がい者就労研究家)


    


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