2013年3月18日更新 著者 出川 雄一(障がい者就労研究家)



境界性パーソナリティ障害とは何ですか?

パーソナリティ障害についてもっと理解してもらいたい! & 自分自身が理解したい(*・ー・)ノ という事で、この障害の特性についてレポートを書かせていただいております。 → パーソナリティ障害とは何ですか?


今回は個別のパーソナリティ障害!
境界性パーソナリティ障害とは何ですか?について調べてみました。


言葉に本質が隠されているのではないか?
という事で、まずはこの言葉に注目してみました!


境界性パーソナリティ障害の ”境界” を辞書で調べてみると
「さかい」 ・ 「区別」 ・ 「ボーダー」 などと書かれていました。


〇良い自分だったけれど、急に悪い自分になってしまう。
〇大人の自分だったけれど、急に子供の自分に戻ってしまう。
〇A君が大好きだったけど、急にA君が大嫌いになってしまう。
〇穏やかだったのに、急にイライラしてしまう。
〇些細なことで不機嫌になり、数時間経ってから上機嫌に戻る
〇過食と拒食を繰り返す
〇名前すら知らない通りすがりの人と性行為をする
〇リストカットをし、それを平然と相手に示す


両極端に行動したり、両極端に判断してしまう。 
ジェットコースターのような性格なので、人間関係がこじれてしまい次第に人が離れてしまう・・・ それが境界性パーソナリティ障害の特徴です。 


つまり、感情をコントロールするのが不得意なカテゴリーの属します。。


日々の生活の中で急にイライラする事や不機嫌になる事もありますが、これが日常生活に支障をきたしてしまった時、境界性パーソナリティ障害と診断されます。


感情を爆発させてしまうために、
リストカットをしてしまったり、暴飲暴食に走ってしまったり、暴力、さらには衝動買いをしてしまったりします。


残念ながら、境界性パーソナリティ障害の原因は未だに良くわかっていません。しかし、この障害は子供の頃に虐待を受けていた環境で育った人に多くみられ、また子供に対する過干渉、イジメられた環境で育った人に見受けられる傾向にあるようです。


その為、自分自身は見捨てられてしまうのではないか?という不安が人一倍強く、自分に関心を向けてもらいたいために、自殺をほのめかしたり、愛情をつなぎとめるために、相手の要求を何でも聞いてしまうのがこの障害の特徴でもあります。


ニコ生で裸を公開したり、好きな人の為に裸の写メを送ってしまうのも、もしかしたらこの障害なのかもしれません・・・


人口の約2パーセントほどの方がパーソナリティ障害を患っており、約八割が女性という事でした。


ひょっとして、自分は境界性パーソナリティ障害ではないだろうか?
このような疑問を抱いた方も非常に多いかと思います。実はこのパーソナリティ障害には診断基準が存在しました。チェック項目に当てはめ、


「数が多ければ障害の疑いがありますよ」
というものがありますので、次のレポートでご紹介いたします。 出川 雄一 (福祉ジャーナリスト / 障がい者就労研究家)


    


福祉情報113へ 境界性パーソナリティ障害!その診断基準とは?










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