2013年11月3日更新 著者 出川 雄一(障がい者就労研究家)



新宿二丁目!ゲイの街になったのは何故?

新宿二丁目といえば、同性愛者のお店が数多く存在していますよね。


う~ん・・・ やはり疑問に思ったぞ(´^`;)
どうして、新宿二丁目に同性愛者向けのバーやクラブが多いのだろう?


ゲイの人たちを軽蔑する傾向が強かった1945年!
日本で最初にゲイバーを開いたのが島田正雄さん(通称お島さん)という人物です。ちなみに、店名は「やなぎ」といいました。


このお店は男性の姿で男性を接客するという形ではなく、女装した男性がお客さんに接客するというものでした。そして、新宿二丁目にゲイのお店が出店され始めたのは1960年代半ば頃です。


きっかけは、1958年に施行された売春防止法です。


実は、新宿二丁目は売春防止法が施行される前、遊女がとても多く存在していた街だったのです。 というのも、原則として売春は禁止でしたが、例外的に一部の地域での売春はOKとされていたからです。


そうなんです。新宿二丁目は売春をしてもよい地域だったのです。


やがて、全ての地域で売春は禁止ですよ!となってから、多くのお店が経営をやめてしまい、新宿二丁目は空き家だらけになってしまうのです。


すると、地方でゲイ店を営んでいた人たちが、空き物件の多かったこの地に移転!ゲイのお店が多く出店されるようになったとされています☆


未だに、差別や偏見に悩まされている性同一性障害の方々。同性愛者向けのお仕事だけではなく、様々なお仕事で働ける・・・ そんな選択肢が少しでも増えれば嬉しいなぁ(´・ω・`)  出川 雄一 (福祉ジャーナリスト / 障がい者就労研究家)


    


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