2014年1月4日更新 著者 出川 雄一(障がい者就労研究家)              このエントリーをはてなブックマークに追加  




膣が二つに分かれてた!出産に影響を与えますか?

膣が二つあるではないか!
思春期の女性にとって、親にも相談できず悩まれるケースがあるようです。もし、悩まれているお友達がいましたら、相談にのってあげてね☆


正確にいうと、
膣の中央に膜が存在し、二つに分かれている状態が稀にあるのです。これを専門用語で、先天性膣中隔(せんてんせいちつちゅうかく)などと呼ばれています。


膣中隔には個人差がありますが、重い状態の場合、性行為の時に隔たっている所にぶつかってしまい、出血が止まらないケースもあるようです。


また、おちんちんが入らない。おちんちんを入れると痛い!などの症状がみられ、ここで初めて先天性膣中隔を実感する人が多いとの事です。


この膣中隔、特に放置していても健康に問題はありません。
しかし、性行為がうまくできなかったり、出産時に中隔が邪魔をする場合などなど、支障をきたす場合は除去をする必要に迫られます。


手術をすれば、特に出産に問題はありません。


しかし、膣中隔を持っている人は子宮奇形を持っている人が多いようで、「不妊」・「流産」・「早産」のリスクが高まる傾向にあるようです。


膣中隔をお持ちの方で不妊に悩まされている方は、子宮を調べてもらう事をお勧めいたします。


次のレポートでは不妊症対策と題して、
子宮奇形を持っている人は出産をする事ができますか?についてレポートを書かせていただきます。 出川 雄一 (福祉ジャーナリスト / 障がい者就労研究家)


    


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