２０１４年１月１０日更新 著者 出川 雄一（障がい者就労研究家）
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初めて海外に輸出された秋田犬！飼い主はヘレンケラーだった
資料画像 Helen Keller Foundation から引用
１８８２年、ヘレン・ケラーは一歳の時に「高熱」が原因で、視力と聴力を失いました。しかし、障害を理解してもらおうと、世界中を駆け回り、福祉の向上に全力を尽くした人物でもあるのです。
ヘレン・ケラーは１９３７年に日本を訪れます。
そして、秋田での公演を行う前、秋田犬である「忠犬ハチ公」のお話を耳にしたそうです。この時、ヘレンケラーの心が動かされ、後に秋田犬を飼いたいとリクエストしたのです。
その犬の名前は「カミカゼ」といいました。そして、このカミカゼが、アメリカに渡った最初の秋田犬として歴史に名を刻むこととなりました。
ヘレン・ケラー曰く、「秋田犬ほどご主人様の気持ちがわかる犬はいない」と大絶賛していたようです♪ 「カミカゼ」が亡くなった後も、秋田犬の「ケンザン」をアメリカに呼び寄せています。
盲目の歌手である、スティービー・ワンダーさんも秋田犬を溺愛していたそうで、その忠誠心に心を奪われていたのかもしれません（＾＾）
さてさて、そんなヘレン・ケラーさんのお話ですが・・・
日本で最初に障がい者に対する法律が制定された身体障害者福祉法（１９４９年）。 実は、ヘレンケラーさんが来日をした理由の一つが、この法律を制定させる事だったのです。
実際、ＧＨＱのマッカーサーなどに、その法律の必要性を訴えており、日本で暮らしている障がい者の自立を切に願っていたのです。
障がい者の自立や社会参画の基本となっているこの法律！網膜剥離の為に失明し、この法律の必要性を訴えていた岩橋武夫さんの呼びかけに応じ、来日したのでした。
盲人でありながら耳も聞こえない。しかし、自分の境遇を与えられた使命と感じ、障がい者を助けたいと切に願ったヘレン・ケラー。
う～ん(´＾｀｡) やっぱり気になったぞ～(ノ^-^)ノ
ヘレン・ケラーって、どんな人物だったのだろう？ また、彼女の家庭教師を行っていたサリバン先生ってどんな先生だったんだろう？次のレポートに続きます。 出川 雄一 （福祉ジャーナリスト
/ 障がい者就労研究家）
福祉情報１４７へ ヘレン・ケラーの家庭教師！サリバン先生ってどんな人？
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