2014年6月9日更新 著者 出川 雄一(障がい者就労研究家)            




障害年金の受給!所得制限はありますか?

障がい者の方の所得を増やしたい(ノ^-^)ノ
あれれ~? 私の周りに障害年金をもらっている方が多いのですが、所得が増えてしまったら・・・ 障害年金はもらえなくなってしまうのでしょうか?


よ~しο(‘ v‘ )ο 今日も調べよ~♪


障害年金は、障害基礎年金(国民年金)と障害厚生年金にわかれます。
障害基礎年金は、全ての国民を対象に給付される年金です。罰則規定はないものの、国民年金法88条に、世帯主は、その世帯に属する被保険者の保険料を連帯して納付する義務を負う。と書かれています。


つまり、義務なのですね。


障害厚生年金は、厚生年金に加入している人が、障害を受けた事により給付される年金です。


実は、障害年金は所得制限が存在しないので、原則どんなにお金を稼いでいても年金が支給される仕組みになっているのです。理由は簡単♪保険料を支払っていたので、受給する権利があるからです。


ここで疑問に思ったぞ。
生まれつき障害を持っている場合。または、20歳前に障害を抱えてしまった場合、二十歳を過ぎたら障害年金は給付されるのですか?


はい。年金は給付されます。
しかし、このケースの場合、二十歳までに年金を納めておりませんでしたので、所得制限が設けられます。


所得額が360.4万円を超えると半額停止
所得額が462.1万円を超えると全額停止


ちなみに、障害基礎年金を受給されている方は、法定免除となりますので年金を納めなくてもいい事になっています。役所に免除理由該当届を提出してください♪ 出川 雄一 (福祉ジャーナリスト / 障がい者就労研究家)


    


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