2014年1月12日再更新 著者 安田泰淳(雑学研究家)             このエントリーをはてなブックマークに追加  




イジメの本質!異質を排除しようとするのは何故ですか?

物事の本質を知って欲しい(>_<。)
何故ならば、物事の本質を知っていれば、異質を排除する無意識の心理を、自己の判断により自覚する事ができるからです(ノ^-^)ノ


今回は、イジメはどうして起きてしまうのか? について、本質レベルで追求してみたいと思います。


〇不安や恐怖の排除
不安や恐怖に苛まれるとどうなるのでしょうか?
人間は防衛本能が働き、その不安や恐怖を排除しようと考えます。


ファブリーズなどの消臭剤が人気なのは、臭さから生み出される異質(恐怖)に対する不安感!つまり、目に見えないそれを排除したいとする防衛本能から、商品の購買につながっているものと考えています。 


つまり、業者さんは人間の無意識の心理を商品化にし、利益につなげているのだと思います。


異なる性質のものに出くわすと、
その防衛本能から一瞬のうちに不安にさいなまれます。


「国籍の違い」・「障害の有無」・「個性」 などです。


「自分とは明らかに違うぞ・・・」 この異質こそが、自分の存在に対する不安につながり、その防衛本能から無意識のうちに排除しようと考える・・・


類は友を呼ぶという言葉があります。
辞書で調べてみると、「気の合った者や似通った者は自然に寄り集まる」 と書かれていました。


何故、類は友を呼ぶのか?


「自分自身は正しいんだ!」 ← 同じ考えの人が集まるのは、このような自己の存在に対する安心感の確認だと思います。


イジメの加害者を攻撃している掲示板の住人達。彼らは、
「自分自身の考え方が正しいんだ。」 このような自己の安心感と正義の追求から書き込んでいるのだと想像できます。


排除の論理もまた然り、
「自分が正しいんだ。お前は間違っているんだ。」 このような自己の存在に対する自己防衛本能から、自分自身の正当性の為に、無意識のうちに攻撃をしてしまう・・・ 排除をしようとしてまう・・・


排除ではなく、その人の本質を知り、受け入れる気持ちこそが、相手の幸せや自己の幸せにつながるのではないでしょうか?


〇想像力の欠如
個人差にもよりますが、発達心理学において、相手の気持ちを理解できるのは小学校の高学年頃からだとされています。


しかし、脳機能の発達が遅れているために、被害者(相手)の気持ちをうまく理解できず、被害者と加害者の考えにギャップが生じている可能性も考えられます → アスペルガー症候群とは何ですか?


「遊びのつもりだった」
いじめの問題は想像力が欠如している子供に対し、それを補う大人の対応が必要になってきます。 


まとめ
この世の中、真理が一つであるならば、宗教の数は一つでおさまるはず。しかし、無数の宗教が存在しています。 宗教の数が100あれば100もの心理が存在し、1000の宗教があれば1000もの心理が存在する。


それと同じように、
人間の数ほど真理(本質)が存在するのではないでしょうか?


自分の真理を大切にしつつ、相手の心理を尊重する。 この考え方が浸透すれば、イジメが減少し、また障がい者の方が働ける環境を作れるものと思っています。


個性が受けいれられ、自分らしく生きられる社会になってほしいなぁ(。・_・。)ノ
 (雑学研究家 安田泰淳)


    


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