卒業式!第二ボタンを渡す習慣ができたのは何故ですか?
卒業式に第二ボタンを渡すのは何故だろう?
一説によると、
武田泰淳(1912-1976)さんの小説が関係しているのではないか?とされていますので、早速ご紹介させて頂きます。
内容 戦死したお兄さんにはお嫁さんがいました。弟(主人公)はそのお嫁さんに恋をするのですが、特攻隊として戦地に向かう事になったのです。
二度とこの場所へは戻ってこれないだろう。だから、好きだという気持ちを第二ボタンに託し、万が一のことがあったら、形見として持っていて欲しい。と、心臓に一番近い第二ボタンをお嫁さんに渡したのです。
この小説に感動した学校の先生が、 さっそく生徒達にこのお話を聞かせてあげたそうです。
丁度その頃が卒業シーズン! 生徒達はこのお話を参考にし、心臓に近い第二ボタンを渡したとさ。
いい話だなぁ~ (雑学研究家 安田泰淳)
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