著者 安田泰淳(雑学研究家)



ドミナント戦略とはなんですか?

ドミナント戦略とは、コンビニやお弁当屋さんなどで用いられる戦略で、特定の地域に集中して出店させる政策のことをいいます。


A町に10店舗のお店を構えていれば、近距離で物を運ぶ事ができますので、物流コストを抑えられることが可能です。また、アドバイザー(スーパーバイザー)が効率よくお店に回ることができますので、営業を健全化させる手段となっています。


セブンイレブンの場合、1974年に一号店を東京都江東区に店舗を構え、ここを拠点として近場にお店をどんどん増やしていきました。


これとは間逆の戦略で店舗を構えているお店も存在します。


イオングループ(ジャスコ)は、あえて田舎に大きなお店をドーーンと構える戦略で、会社を大きくしていきました。


人口が限られている地域や、これから発展する地域に大きなお店を出店させれば、ライバル店は出店しないだろう!(地域独占)と考えました。世界一の小売業である、ウォルマートの戦略がこの手法を取り入れています。  (雑学研究家 安田 泰淳)


    







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