著者 安田泰淳(雑学研究家)



ソフトバンク!名前の由来

ソフトバンクという社名
「携帯電話」や「ヤフーBB」など、まったく関係のない社名のように思えるのですが・・・ 何故、ソフトバンクという名前になったのでしょうか?


実はソフトバンクの創業者である孫正義さんは1980年にユニオン・ワールドという会社を立ち上げているのです。その時、アルバイト従業員にこんな話をしたそうです。


孫さん 「10年で年商500億の会社にするぞ!」
バイト  「この社長は駄目だ! ついていけない・・・」 二人のバイトはすぐにやめてしまったそうです。


その後、1981年に日本ソフトバンクという会社を設立します。


この会社はインターネットの会社ではなく、ソフトを仕入れ、小売店に販売する会社だったのです。 つまり、ソフトの卸売業者として会社を立ち上げたのです。


当時、メーカーが作ったソフトを直接小売店(お店)に販売していたので、ソフトの卸売業は存在しませんでした。


そこで、孫社長は考えます。


「ソフトの卸売業者が存在すれば、数多くあるメーカーのソフトを沢山仕入れ、小売店が欲しい物をすぐに提供することができる! 誰もがやっていないソフトの銀行を作ろう!」


この年、上新電機と契約を開始、次の年にはハドソン(当時のソフト最大手)と契約を結ぶ事に成功しました。


豆知識
銀行法により銀行業を営む会社にのみ、”銀行” という単語を社名に入れて良い事になっています。しかし、”バンク” という単語は問題がないのだそうで、孫さんはバンクという単語を社名に用いました。 (雑学研究家 安田泰淳)


    







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