著者 安田泰淳(雑学研究家)



そもそも法人って何ですか?

節税対策で、個人事業から法人に組織変更をする!という話をよく耳にするのですが、そもそも法人って一体何ですか?


あいあい~♪辞書で調べても難しい言葉で説明していますよね・・・ 「自然人以外のもので、法律上の権利義務の主体とされるもの」 とありましたが、やっぱり意味がわからない~(><)


そこで、今回はわかり易いように法人について調べてみました。


人間は、生まれながらにしていろいろな権利が認められています。例えば契約です。AさんとBさんが交わした契約に関しては、これを法律で保証されているのです。(契約違反をすると裁判になりますからね☆)


しかし、契約とは人間と人間とが交わしたもののみが法的に認められているのです。よって、動物と人間が契約を結んでも、法的に効力が認められません。


動物が契約違反したと訴えても相手にしてもらえませんよね^^ → 民法3条…権利義務の主体になれるのはヒトだけ


会社は人間ではありません。
「会社として契約を結んでも、法的に認められないのかぁ・・・」 ということになってしまいます。


そこで、法人の登場です!
「ある一定の条件を満たして法人になると、人間と同じように様々な権利を持つことができますよ~」という事を約束してくれるのです。


例えば銀行口座です。
社長の名義ではなく、会社名義として口座を作る事ができるのです♪ 会社名義でお金を借りることができるのです。株式会社が倒産しても、会社と個人は別人格ですので、個人の責任は免れます。


契約も、個人名義ではなく法人で結ぶことになりますので、個人そのもののリスクはありません。 法人は個人と同じような権利を得ることができるのです。 (雑学研究家 安田 泰淳)


    












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