著者 安田泰淳(雑学研究家)



マクドナルド!国によってお肉が違う

1940年、マクドナルドはアメリカのカルフォルニア州で、マクドナルド兄弟が始めたお店です。最初はドライブスルー店を営んでいましたが、後に出したハンバーガーが人気になり、ハンバーガーショップを経営することになるのです。


そんなマクドナルドも次第に世界へと広がりをみせ、その国独特のハンバーガーが販売されるようになりました。まず、ハンバーガーといえば牛肉ですが、インドではヒンズー教徒が多く、宗教上牛肉を食べることができません。牛を崇拝しているからです。


そのため、インドのマクドナルドでは牛肉を一切使わないかわりに、チキンを使った、「チキンマハラジャマック」(ビックマックみたいな見た目)を独自に販売しています。他にも、インドならではのカレー味「チキンマックカレーパン」というメニューもあるのです。


また、日本のマクドナルドは塾の帰りや学校の帰りに気軽に立ち寄る光景を見かけますが、インドではちょっと高級なファミリーレストラン風となっており、入り口に警備員が立っていたりするお店もあるようです。


トルコでは、郷土料理の「キョフテ」(トルコの肉団子)を使った「キョフテバーガー」や「マックトルコ」というメニューがあります。その味付けも少し変っており、ヨーグルトベースとなっているそうです(^^)


タイでは「チキンマックライスバーガー」や「ポークマックライスバーガー」があり、お米が食べられるそうです。


インドネシアでは、おにぎりがマックの紙に包まれ出てきます。チキンやスープもセットになっているので、マクドナルドというより普通のご飯を食べているような感じです。


スペインやドイツ、ベルギーではちょっと大人なマクドナルドになっています。セットで付いているドリンクは、ビールを選ぶこともできるのです。


また、世界のあちこちにはマクドナルドのデリバリーサービスがあり、宅配で届けるサービスもあるのです。 (雑学研究家 安田 泰淳)


    












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