著者 安田泰淳(雑学研究家)



体温計!42℃までしか表示されていない理由

体温計は42℃までしか表示されていません。
50℃まで書いてあれば、お風呂の温度も計れていいのにヾ(◎□◎)-┐


体内にばい菌が入ってくると、体温を上げてやっつけようとします。
つまり、風邪をひいて熱が出るのは、体の中に入ってきた悪い奴をやっつけようとしている時なのです。


しかし、熱が上がりすぎて40℃を超えてしまうと、人間の体を構成しているたんぱく質が固まってしまいます。


それは、ゆで卵の原理と同じです。
ゆで卵を冷やしても、生卵には戻りませんよね。


それに、体温が40℃以上になると、食べ物をうまく消化できなくなったり、血の巡りが悪くなったりしてしまうので、体の中の様々な細胞が死んでしまうことがあるのです。


時には脳細胞が破壊されることもありますよΣ(゚〇゚;)
たとえ熱が下がったとしても、そのあとに後遺症や何らかの障害が出てくることがあるのです。


42℃になると、人間が死にいたる確率がいっきに高くなる温度です。
これ以上高い温度を計れても、死に至るのであんまり意味がないよね~。 という事で体温計は42℃までなのです。 (雑学研究家 安田泰淳)


    








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