著者 安田泰淳(雑学研究家)



自律神経とは何ですか?健康不安を解消しよう

今回は健康に不安を抱えている方に読んでいただきたい雑学の紹介です。自律神経についてです。


そもそも免疫とは、「兵役(疫)」から「免れる」という意味で使われていました。いつしか、この言葉が医学でも用いられ、「疫病」から「免れる」という意味で用いられるようになるのです。


つまり、免疫とは外から入ってきた細菌やウイルスから免れる!
という意味になるかと思われます。


血液の成分を調べてみると、赤血球・白血球・血小板で構成されています。この中の白血球が今回の主人公!


白血球の別名は免疫細胞と呼ばれています。
つまり、体外から進入してきた悪い奴らをやっつけるのがお仕事です。


この白血球をさらに調べてみると、
顆粒球(かりゅうきゅう)60% リンパ球35% その他5% の構成となっています。


顆粒球は進入してきた悪いやつを食べるのがお仕事。
リンパ球はその悪いやつら(抗原)を分析し、再びやってきた時に、やつら(抗原)のみを攻撃できるたんぱく質(抗体)を作ります。


実はこの免疫がしっかり働ける環境が存在します。
それは白血球のバランスです!顆粒球60 リンパ球35 その他5 の割合をキープすれば免疫はいっぱい頑張れるのです(^o^)v


このバランスを崩す要因の一つとして自律神経があげられます。
自律神経とは自分の意思では動かすことのできない場所(胃や腸の動きなど)をコントロールする神経です。


「拳を突き上げるのじゃ!」
と、脳が命令を出せば、拳を上げる事ができますが・・・ 


「心臓よ!一瞬だけ止まれ!」 と、脳が命令を出してもとめる事はできません。ここは自律神経という神経がコントロールしている場所だからです。


この自律神経!
交感神経(緊張すると高まる神経)と、副交感神経(リラックスすると高まる神経)が存在します。


資料は日研総本社から引用

上記の表をご覧ください。
人間の遺伝子に組み込まれている自律神経の動きです。


昼間は交感神経が働き活発に過ごす時間帯。
夜は副交感神経が働きリラックスする時間帯。


つまり、これが人間に備わっている本質なのです。


よって、昼間に熟睡したり、夜中にアクティブな生活をしていると、自律神経のバランスが崩れてしまい、白血球のバランスが崩れてしまうのです。これにより、免疫活動などが低下してしまい、病気がちになってしまう原因へとつながります。


「最近、体調が悪いなぁ」と感じたら
昼間は活発に!夜はリラックスする生活を心がけてくださいね^^v (雑学研究家 安田泰淳)


    








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