著者 安田泰淳(雑学研究家)



風邪薬!実はキャベツと相性が悪い・・・

市販の風邪薬には
「アセトアミノフェン」という成分が含まれているものが多いです。


このアセトアミノフェン!
血管を拡張させる特徴があるのです。


つまり、血管を拡張させる事で、熱を体外に放出させたり、痛みに対する感覚を鈍らせているのです。


一方、キャベツは胃腸に優しい野菜です。
キャベツに含まれるビタミンUは、胃壁を頑丈にするために、胃や十二指腸の潰瘍を抑制する作用があるのです。


ちなみに、お薬のキャベジンの名前の由来もキャベツと関係がありました。キャベツの絞り汁から発見された、S-メチルメチオニンスルホニウムクロライド。 ← この別名をキャベジンという事から、命名されたそうです。


〇ここからが本題です
キャベツに含まれるグルクロン酸は、肝臓で作られる酵素を活発にする働きがあるとされています。


しかし、この酵素はアセトアミノフェンを代謝(新しいものに入れ替わる)してしまい、尿への排出を促進させてしまう作用があるのです。


つまり、薬の効果が得られる前に、体外へ排出してしまう恐れがあるのです(><) その結果、痛みがとれなかったり、熱が下がりにくくなる等、薬の効果を弱めてしまうとされています。


今日の雑学ポイント
アセトアミノファンが含まれる薬 + キャベツ = 薬の効き目がない


頭の片隅に入れておいてくださいね♪ (雑学研究家 安田泰淳)


    








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