著者 安田泰淳(雑学研究家)



白衣高血圧症とは何ですか?

あれれ?おかしいなぁ・・・ 
病院で血圧を測ったら、高い数値が出てしまったよ・・・ 血圧を下げる薬を飲むように勧められたのですが・・・


前回、高血圧の基準!その数値が下がっていた というテーマでレポートを書かせていただきました。 今回はこのレポートの続きとなります。


〇白衣高血圧症
白衣を着用した医師や看護師に血圧を測定してもらうと、普段より高い血圧が測定されてしまう事があるようです。


看護婦さんを目の前にして血圧を測るとどうなるか・・・
普段よりかなり緊張してしまい、交感神経が優位になってしまいます。すると、血液の流れが悪くなってしまうので、心臓の力を高める事で、全身に血液を送ろうとするのです。


心臓のお仕事は血液を全身に送る事です。
この時、元気いっぱいに、「ギュ~っ」 と強く全身に送り込む時が、「上の血圧」 です。 


目の前に白衣を着た方、または慣れない病院、待合室でのイライラ、病気に対する不安・・・ などなど、 環境や気持ちなどにより、一時的に血圧が上がる事もあるのです。


白衣高血圧に気づかず、
降圧薬を服用すると大変な事になってしまいます。


「めまい」や「たちくらみ」など、
低血圧症状を引き起こす要因となってしまいます。


血圧が気になる方は、自宅で毎日血圧を測り、自分の本当の血圧を知る事が大切になるかと思います。 (雑学研究家 安田泰淳)


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