著者 安田泰淳(雑学研究家)



学校で座高を測るのは何故?

学校の身体検査は「身長」・「体重」と共に 「座高」も測ります。
座高とは座った時の上体の高さです。


う~~ん・・・(。・w・。) なんで座高を測るのだろう?


これは昭和10年代ころのお話です。
内臓(胃や腸)が発達していることが体格や体力の向上につながり、これが健康のバロメーターとされていました。


つまり、「座高が高ければ内臓が発達している!」 と判断していた時代だったのです。


この頃、日本では徴兵制があり、健康や内臓の成長を確認するために上半身・・・ つまり座高を測定するようになったのです。


しかし、現在では上体と内臓の発達は必ずしも正比例していない事がわかっていますので、座高の測定はもう必要ないのではないか??


という声もあるようです。 (雑学研究家 安田泰淳)


    








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