著者 安田泰淳(雑学研究家)



粉ミルク!ミネラルウォーターで作るのはあまり良くない

「亜鉛」・「カリウム」・「カルシウム」・「クロム」・「セレン」・「鉄」・「銅」・「ナトリウム」・「マグネシウム」・「マンガン」・「ヨウ素」・「リン」 ・・・・


これらをまとめてミネラルといいます。
そして、これらの物が含まれている水の事を、ミネラルウォーターと呼んでいます。


ミネラルは骨や体を作る上で、とても重要な栄養素です。
しかし、ミネラルを過剰摂取すると・・・・

マグネシウムの過剰摂取 = 下痢
リン               =  カルシウムの吸収を妨げる 


など、様々な症状が出てきます。
つまり、ミネラルの摂取はバランスが大切なのですね。


一方、粉ミルクはなるべく母乳に近い栄養素が含まれています。そして、煮沸させた水道水をベースにして栄養素が配分されていますので、ミネラルウォーターで作ってしまうと、ミネラルの過剰摂取が起きてしまいます。


特に赤ちゃんは腎臓の機能が弱いので、ミネラルを過剰に摂取してしまうと、排出するのに負担になってしまいます。


「水道水」や「赤ちゃん専用のお水」 
などが理想だとされているのはこのような理由があるためなのです。


万が一、水道水が使えない場合は、ミネラル分が多い硬水よりも、ミネラル分が少ない軟水がより理想的です☆ しかし、一時的に硬水を利用しても、直ちに影響を及ぼす事はありませんし、粉ミルクを飲まない事の方が、よりリスクが高くなるので神経質になり過ぎないでくださいね。 (雑学研究家 安田泰淳)


    








TOPページへ