年をとると、昔話をするのは何故ですか?
人間の記憶力には
「記銘力」・「保持力」・「想起力」の3つがあるのです
「記銘力」 = 新しい情報を覚える力
「保持力」 = 記銘した情報を保存する力
「想起力」 = 保存した場所から必要な情報だけをとりだす力。
若いときは記銘力・保持力・想起力がすべて活発に活動していますが、年をとると、これらのものが衰えてしまうのです。
そして、記憶は 一時的に情報を保存する「短期記憶」 継続的に情報を保存する「長期記憶」が存在しています。
年をとっていても、この長期記憶の保持力と想起力は比較的機能する性質があるために、昔話が多くなってしまうのです。
ちなみに、アルツハイマー型の痴呆症は
この三つの機能が低下した状態をいいます。 (雑学研究家 安田泰淳)
|
|