薬の名前、「ン」で終わるものが多い理由
「パブロン」・「グロンサン」・「サクロン」・「バファリン」・「アリナミン^^」
そういえば、
「ん」で終わる薬が非常に多いよな気がします。
いったい何故だろう?
実は薬の成分を見てみると、「ン」 で終わるものが多いのです!
例えば、パブロンの成分を見てみると、「イブプロフェン」・「アンブロキソール」・「無水カフェイン」など、全ての成分に「ン」が含まれていました。
戦前、欧米から輸入される薬には、「ピリン系」という薬剤の一群が多く使われていたのです。 この「ピリン」の「ン」をとったのではないか?
とする説が存在していました。
また、日本語の場合、「ン」で終わると、
おさまりがいい、覚えやすい、語呂がいい、このような理由で使われたのではないか? とする説も存在していました。
昔の日本は、
文字を右から左に読んでいましたので、「ン」を最後にすると誤読防止につながったそうです。
さらに、ヒット商品の商品名が「ん」で終わるものが多く、それにあやかろうとしているのではないか? とする説も存在していました。 (雑学研究家 安田泰淳)
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