著者 安田泰淳(雑学研究家)



熟睡する方法!そのメカニズムとは??


画像は視力回復の研究ノートから引用 松果体でメラトニンは作られます。

睡眠に関するトラブルをよく耳にします。
しかし、睡眠のメカニズムを知っている方はそれほどいないかと思います。


そこで、今回は睡眠対策と題し、
睡眠のメカニズムについて調べてみました。睡眠で悩んでいる方がいましたら、教えてあげてくださいね☆


実は人間にも睡眠薬を分泌する力があるのです。
睡眠ホルモンのメラトニンです。


このメラトニン!
「脈」・「体温」・「血圧」を下げ、睡眠に適した状態を作ってくれるのです。このメラトニンが分泌されていれば、深い眠りにつけるというわけです。


お年寄りの方が早起きの理由!
それはメラトニンの分泌量が年とともに少なくなってしまうためです。何度も目が覚めたりするのはこのためなのですね☆


ほほ~~
それではどうすればメラトニンを分泌することができるのですか?


メラトニンは明るい環境だと分泌されにくく、暗くなると次第に分泌されるのです。つまり、効率よくメラトニンを分泌させるためには、部屋を暗くして寝ることが大切です。


そして・・・ (ここが重要)
メラトニンを作るためにはある材料が必要となってきます。
この材料がなければ、メラトニンが分泌されにくくなり睡眠障害に陥ります。


それはセロトニンです。
セロトニンは心を安定させる物質です。セロトニンが分泌されていないと、心が不安定になり、うつ病になりやすくなるとされています。


このセロトニン!
実は光(太陽)を浴びれば、たくさん分泌される事がわかっています。(メラトニンとは逆ですね)


つまり、昼間は太陽を浴び、セロトニンを分泌させ、夜はこのセロトニンをメラトニンに変えてぐっすり眠る!


これが熟睡できる睡眠のメカニズムです。


あくまでも睡眠のメカニズムの一例です。眠れない要因は様々ありますので、一概にはいえません。しかし、思い当たる節があれば、お昼休みぐらいは太陽を浴びる事をお勧めします。


追記
子供のうつ病が増えているようです。太陽を浴びない子供が増えてきたために、セロトニンが分泌されないものと考えられます。 (雑学研究家 安田泰淳)


    








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