著者 安田泰淳(雑学研究家)



放射能不検出!放射能が0とは限らない

記事① 収穫前のコメはいずれも不検出となった。

このような記事を見かけたとき、「おコメには放射能は付いていないんだ!」 と思ってしまいます。 しかし、これは言葉のマジックです♪ 


放射能が0とは限らないのです。


本来の不検出の使われ方は
「検出機器で測定したけれど、微量だったので機械で検出することができませんでした。」 という場合に使われます。


今回の放射能事故では・・・


記事② 検出器は放射性物質が20ベクレル以上測定できるものを使用した。 


つまり、おコメに20ベクレル未満の放射性物質が付着していても、この機械では検出する事ができないので、「不検出」という単語を使用できてしまうのです。


新聞などを見比べると、「不検出」という単語は見かけるものの、検出器の詳細を記載していない記事も多く、これらの行為が逆に食に対する不安を広げているのではないか?と懸念しています。(雑学研究家 安田泰淳)


    








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