著者 安田泰淳(雑学研究家)



体臭対策!加齢臭を抑える方法とは?



汗腺にはエクリン汗腺とアポクリン汗腺があります。
どちらも臭いを出しますが、主にアポクリン汗腺が独特な臭いを出す場所として知られています。


アポクリン汗腺は、「脂肪酸」・「アンモニア」・「尿素」などが含まれる汗を出しているからです。よって、体をより丁寧に洗う場所は、「耳の裏」・「脇」・「乳首」・「ヘソ」・「陰部」となります。


一方、加齢臭の原因になっているのはノネナールという物質です。


汗腺のそばにある皮脂腺から、ヘキサデセン酸という脂肪酸が分泌されており、これを分解した時に出てくるのがノネナールなのです。


脂肪が分解されると、脂肪酸とグリセリンになります。
よって、脂肪分が多く含まれる食べ物を摂取すると、脂肪酸をたくさん作ってしまい、ノネナールを発生させてしまう!


これが加齢臭を抑える戦略の一つです。


Q、ところで、年をとると加齢臭(おやじ臭)が出てくるのは何故だろう?
A、ヘキサデセン酸という脂肪酸は活性酸素と結びつく事により、ノネナールを発生させています。


活性酸素とは
呼吸で得た酸素の一部が使われずに体内に吸着し、体をさび付かせてしまう酸素です。


若いときはホルモンの影響により活性酸素を自然に除去してくれましたが、年とともにホルモンの分泌量が低下しているので、活性酸素が体内に残ってしまいます。


この融合が臭いの原因になっているので、体内に存在する活性酸素を減らさなければなりません。


活性酸素を増やす習慣
〇ストレス
〇疲労
〇たばこ
〇早食い
〇お酒


活性酸素を除去する食べ物
〇ビタミンC   レモンや緑黄色野菜
〇ビタミンE   ごま・ピーナッツ
〇亜鉛      牡蠣 牛肉
〇カテキン    緑茶   などなどです。 (雑学研究家 安田泰淳)


    








TOPページへ