著者 安田泰淳(雑学研究家)



漢方は日本で発展した医学です

ええ~? 漢方は中国の医学のことではないの(?_?)


結論から申し上げます☆
明治維新までの日本の医学は中国からやってきた医学をベースにしていました。


漢方とは、中国からやってきた医学を、日本独自の医学として発展をさせたものをいうのです。つまり、日本の伝統医学の事をさす言葉なのです。


中国から来た医学なので漢方と呼ばれるようになりました。


中国の伝統医学の事を中医と呼び、漢方とは区別されています。このような理由から、日本の漢方を中国に逆輸入する事もあるようです。


ちなみに、漢方という言葉は江戸時代にできた言葉で、蘭方(蘭方医学)と区別するために用いられました。


明治維新以降、漢方医学から西洋医学(ヨーロッパの医学)に切り替わった事から、人口が少しずつ増加していきました。特に、ワクチンなどが開発されてから感染症が激減したのが要因です。


しかし、漢方医学は人間が本来持っている免疫を利用した理論を用いており、悪い菌をやっつける事を主としています。


一方、西洋医学は薬を使って菌を殺すことを目的にしています。
西洋医学の弱点は薬に頼ってしまうが為に、自分で菌をやっつけようとする力が低下してしまいます。つまり、薬にばっかり頼ってしまうと免疫力が低下してしまう点が挙げられます。


一長一短があるのですね☆ (雑学研究家 安田泰淳)


    








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