著者 安田泰淳(雑学研究家)



突然睡魔!血糖値と睡魔の関係について

〇突然、睡魔が襲ってくる。
〇集中力が途中で途切れてしまうんだ。

そんな方に知っていただきたい雑学の紹介です。


例えば缶コーヒーです。
コーヒーにはカフェインが含まれていますので、眠気を覚ますにはもってこい!だとされています。


一方、体のメカニズムを調べてみると、砂糖が入っているコーヒーを飲みすぎると、かえって眠気が襲ってしまい、強烈な睡魔と格闘する事も考えられます。


ポイントは血糖値です。
血糖値とは血液に含まれている糖の値です。


特に缶コーヒーには糖分がたくさん含まれていますので、飲みすぎると血糖値が急激に上昇してしまいます。


ここで登場するのがインスリンちゃんです!
すい臓から分泌されるインスリンが血糖値を下げようとしてくれます。


しかし、人間の体は面白いもので、血糖値が急激に下降すると、”集中力の低下” や ”眠気” に見舞われますので、お勉強やお仕事に影響を及ぼす事が考えられます。


砂糖は ”果糖” と ”ブドウ糖” だけで構成されています。
よって、とても簡単に分解できますので、素早く血液中に糖分が溶け込むというわけです。 


つまり、急激に糖分を摂取しすぎると、急激な血糖値の上昇につながってしまいます。 すると、インスリンが大量に分泌されてしまうので、睡魔や集中力の低下に襲われる!というわけです。


一方、お米やパンなどは何千もの物質で構成されているので、なかなか分解されません。よって、安定的に糖分を血液中に供給する事ができる食べ物といえるかと思います。


糖には、
〇それ以上分解できない単糖。 
〇単糖が2~数十個で構成されている少糖
〇単糖がたくさん結びついている多糖 が存在しています。


素早くエネルギーをチャージしたい場合は単糖や少糖類が効果的☆ もともと、脳はブドウ糖しか受け付けませんので、お勉強やお仕事で頭を使った場合、糖分が豊富なチョコレートやバナナが効果的だとされています。


しかし、摂取し過ぎると逆効果!睡魔や集中力の低下に繋がりますので、一日三食しっかりたべて、その補助として補給するのが理想的。 これが人間の体の本質ってやつですよ^^ (雑学研究家 安田泰淳)


    








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