著者 安田泰淳(雑学研究家)



風邪なのに抗生物質を処方する理由

前回は抗生物質のペニシリンって何ですか?というレポートを書いてみました。 → 健康雑学159参照  そうなんです! 体内に存在する悪い細菌をやっつけてくれるのです。


しかし、抗生物質がやっつけてくれるのはあくまでも細菌であって、ウイルスをやっつけることができません!一方、風邪の大部分はウイルスが引き起こしています。


風邪なのに、抗生物質を処方されるのは何故だろう?


患者さん
「なんか喉の辺りがおかしいなぁ・・・ きっと風邪だろう。」


しかし、病院に行くと抗生物質を処方するというではありませんか(怒) うぅぅ・・・雑学サイト(ココロスキップ)によると、風邪には抗生物質が効かないと書いてあったではないか?しかも、善玉菌を殺すと書いてあったぞ・・・


実はこの患者さんの症状は風邪ではなく急性扁桃炎だったのです!扁桃炎とは喉に菌が感染して炎症を起こす病気です。


患者さん
「風邪じゃなかったのか~~~(><)」


初期の段階では病状がはっきり特定できないので、念のために抗生物質を処方しているのです。


ただし、抗生物質は善玉菌をも破壊してしまうので、免疫力が落ちてしまいます。その為、お医者さんの判断で抗生物質を処方したり、しなかったりしているのです。


例えば病院に行くと、「鼻水は出ますか?黄色い色をしていますか?」などと訊ねられますよね。 これは細菌が原因なのか? ウイルスが原因なのか? を判断しているのです。


黄色い鼻水が出たときは細菌が白血球にやられた死骸です!つまり、細菌に感染している可能性がある!と考えています。


しかし、悪いお医者さんの場合、風邪だと断定していても・・・


お医者さん
「抗生物質が効いてますね~♪」という人もいるようです^^ つまり、患者さんの健康よりもビジネスとして考えている人たちです。


実はウイルスをやっつける薬はほとんど存在していません。 医学の世界では「風邪を治す薬を開発したら間違いなくノーベル賞がとれる!」 とまでいわれているぐらいです。


ウイルスをやっつける方法は人間の免疫に頼るしかありません。
このウイルスをやっつけてくれるのはリンパ球のお仕事です。このリンパ球!副交感神経に刺激を与えると現れます。


副交感神経はリラックスをしている時に刺激されますので、睡眠をとったり、趣味の時間を増やすことで、ココロのリラックスが大切です☆ 風邪でダウンした時はりラックをしてください。  (雑学研究家 安田泰淳)


    








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