著者 安田泰淳(雑学研究家)



血液中のカルシウムが低下!骨がもろくなるのは何故ですか?

問題!
骨折していても、骨がくっつくのはなぜだろぅ~?


答え!
それは骨が生きているからです。


今日の主役は骨芽細胞(こつがさいぼう)ちゃんです。


骨芽細胞ちゃん
「僕の名前は骨芽細胞。骨を作るお仕事をしているよ。 骨の元になるのはコラーゲン(タンパク質)なんだ。 僕はこのコラーゲンを作り、血液中に含まれているカルシウムを捕まえて骨を作っているんだ」


破骨細胞くん
「け~っけけけ☆ オイラの名前は破骨細胞(はこつさいぼう) 骨を溶かしにやってきたぞ~~」


破骨細胞は骨のコラーゲンやカルシウムを溶かし、血液中に流す役割があるのです。このように、骨を作ったり溶かしたりして新陳代謝が働いています。


血液中のカルシウムは濃度を維持しようと必死です。


よって、血液中のカルシウム量が多ければ、骨芽細胞の勢いが増し、骨作りが活発になります。一方、血液中のカルシウム量が少なければ、破骨細胞の影響が強くなり、溶かされたカルシウムやコラーゲンが血液に向かおうとするのです。


カルシウムを摂取すると骨に良い!
とされるのはこのためなのですね。骨芽細胞ちゃん頑張れ~~♪(雑学研究家 安田泰淳)


    










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