2014年6月29日更新 著者 安田泰淳(雑学研究家)            




がん細胞をやっつける!サイモントン療法とは?

癌の治療には主に三つの療法が存在します。
「外科療法」・「放射線療法」・「化学療法(抗がん剤)」です。


○外科治療
早期の発見に有効な療法で、がん細胞意を除去する手術を行うことです。


○放射線療法
早期の発見に有効な療法で、放射線をあててガン細胞をやっつけます。


○化学療法
抗がん剤を静脈に流し込み、がん細胞をやっつけます。(正常な細胞を殺してしまうリスクが伴います)


今日の主人公であるアメリカのサイモントンさん!
この方も放射線療法の先生として活躍していました。しかし、患者さんを振り返ってみると、ある閃きがよぎったのだそうです。


サイモントンさん 
「あれ?同じガンの患者さんでも、希望に満ちてガンを治そう(生きたいんだ!)と思っている人たちは回復力が凄く早い! しかし、ガンと宣告されて絶望感を背負った人たちは、ガンの進行が早いではないか! もしかしたら、気持ちでガンが良くなったり悪くなったりするんじゃないだろうか?」


こうしたきっかけで、30年以上もの年月をかけてガンの研究を行い、誕生したのがサイモントン療法です。イメージでガン細胞とやっつける心理療法です。


この治療を行った末期がんの患者さんは、他のがんセンターの患者さんと比べ、平均余命や生存率が2倍~3倍に延びたそうです。


サイモントン療法は免疫の機能が上がっているとの報告がありますので、風邪やインフルエンザ!その他の疾患にも応用ができそうです。


○サイモントン療法
とにかくリラックスをすることが大切です。不安などを取り払い、力を抜いて余裕を作る事を心がけます。 そして、自分の白血球ががん細胞を攻撃している具体的なイメージを作ります。(一日数回)


これを毎日繰り返す事で免疫力などが高まるのだそうです。 (雑学研究家 安田泰淳)


    










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