2014年7月26日更新 著者 安田泰淳(雑学研究家)            




眠くなると目をこすってしまうのは何故ですか?

そういえば、赤ちゃんも眠くなると目をこすっていますよね(つд⊂)ゴシゴシ・・・ 眠くなると、無意識に目をこすってしまうのは何でだろう??



角膜の場所です


目の表面にある涙!これは、物凄く重要な役割を果たしています。この涙ちゃん!実は角膜に酸素や栄養を与えてるお仕事を担っているのです。また、目に付着してしまったゴミや細菌などを排出する役割もありました。


ちなみに、カラーコンタクトで失明をしてしまう要因の一つは、角膜をコンタクトで覆ってしまうので、酸素を供給しにくい状態に陥ってしまうためです。(安いカラコンは熱で溶けてしまうので、ガスコンロを覗き込んだだけで、大変なことになってしまいますよ)


眠くなってしまうと、涙の量が減少します。涙を作るのは涙腺です。そして、この涙腺は自律神経とつながっており、さらに自律神経は脳からの指令で作用します。


眠くなると、脳の機能がどうしても低下していますので、目に対して思うような命令が行き届きません。普段、正常に目が潤っているのに、脳が付かれていると思うようにメッセージが行き届かないので、目が乾燥しているのだそうです。


そこで、目に刺激を与える行為!つまり、目をこする事で涙を作り、乾燥するのを無意識のうちに防ごうとしているのです。


涙には、


基礎分泌 = 乾燥や細菌から守るために常に分泌される涙
反射分泌 = 異物が入ったときに洗い流すための涙
感情の涙 = 感動したり怒ったりする時の涙


があり、基礎分泌が足りない場合は、外部からの刺激を受けた時に分泌される涙。つまり、反射分泌を利用して、無意識のうちに目をこすっているものと考えられています。


目をこすっている場面を思い浮かべてください。
確かに、パソコンや本をずーっとみていた時に目をゴシゴシやっていますよね。乾燥による目のリスクを無意識のうちに防ごうとしているのですね。


しかし、目をこすりすぎるのは良くありません。
目に傷ができてしまうと、そこから結膜炎等の感染症にかかってしまう恐れがあるからです。


今日の教訓
目の事を考えた時、眠い時は無理をせず、脳を休めてあげる事が大切です\(´◯`)/ (雑学研究家 安田泰淳)


    










TOPページへ