著者 安田泰淳(雑学研究家)



党員資格!政党によって異なります

政党の党員になると、どのようなメリットがあるのでしょうか?各党のホームページに記載してあるものを拝見すると、自民党と民主党は「総裁選」や「代表選」を選ぶ事ができると書いてありました。


一方、公明党や共産党はメリットが記載していませんでした。


何でお金を払ってまで党員になるのでしょうか?


1991年、自民党の党員は約547万人存在していました。
しかし、2008年における党員数は105万人と激減しています。これは公共事業など予算の削減が影響を与えていると考えられています。


1999年、毎日新聞が報道した支持団体別の党員・党友数を見てみると

28万人 「大樹(全国特定郵便局長会)」
24万人 「日本歯科医師政治連盟(日本歯科医師会)」
23万人 「日本看護連盟」
22万人 「MOAインターナショナル」
17万人 「建友会(全国建設業協会など)」


以下ずら~っと続きます


歳出削減の為に、
これらの団体が恩恵を受けにくくなった事が党員の減少に何らかの影響を及ぼしているものと考えられています。


今回はそんな政党の党員についてのお話です。
実は誰もが政党の党員になれるのではないのです。政党によって党員になる資格が異なりますが、自民党と共産党は党員の資格条件に「日本国民であること」と記載されているのです。


【自民党員資格】本党の目的に賛同する日本国民
【共産党員資格】十八歳以上の日本国民


【民主党員資格】本党の基本理念および政策に賛同する18歳以上の個人 (在外邦人及び在日の外国人を含む)


【公明党員資格】十八歳以上の者は、国籍を問わず党員となることができる


と記載されています。
政党によって、それぞれ党員資格が違うんですね。(雑学研究家、安田泰淳)


    








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