2014年6月29日更新 著者 安田泰淳(雑学研究家) 




好きな人に意地悪をしたくなるのは何故?

「エ~~ン(>_<。。) 泰淳君にいじめられたよ~。゚(´⌒`)゚。」
ムムッ!もしかして、泰淳君は君の事が好きなのかもしれないぞ( ^-^)/さぁさぁ 涙を拭いて♪ その理由を教えてあげるからね☆


子供の頃、好きな異性に意地悪をしていませんでしたか^^? 好きなのに、どうして意地悪をしてしまったのだろう?


カナダ出身の精神科医にエリックバーンという人物がいました。1950年代、彼は人と人とのコミュニケーションを分析し、交流分析というジャンルを確立した人物として知られています。


”人が人に対して行う動作” を心理学用語でストロークと呼んでいます。人間は常にこのストロークを求める生き物なんだ!と説いた人物として知られています。


例えば、大好きなお母さんに褒められたいが為に、一生懸命勉強したり、苦手な食べ物を克服したりしようとします。しかし、褒められたいというストロークを得られなかった場合、どのような反応を示すでしょうか?


さらに頑張ろうとする子供もいますが、親に対して反発する子供も存在します。つまり、人間はプラスのストロークが得られなかった場合、親に反発をしてでもマイナスのストロークを得たいとする心理も働くのです!


そして、好意があればあるほど、ストロークを得たいとする気持ちが強くなる!つまり、好きな異性に意地悪をしたくなるのは、相手からマイナスのストロークでもいいから何かを与えてもらいたい!


そんな心理が働く生き物だからこそ、意地悪をしたくなるのです。


「自分の存在を確かめたい!」 つまり、この世の中に自分は本当に存在しているのだろうか? このような本質が見え隠れしているものと考えられているのです。


メールを送ったのに返信が来ない・・・
ぼくは、今すごく不安で仕方がないんだ(´∩`)


そう考えてみると、大きな爆音を鳴り響かせている暴走族も、田んぼのど真ん中で走る光景を見たことがありません。 自分が本当に存在しているのか?不安で不安で仕方がないので、爆音を鳴らしているのかもしれませんね。


存在そのものを認めてあげることの大切さヽ(*^▽^*)ノ 
ストロークを与えてあげる事の大切さヽ(*^▽^*)ノ 


福祉と結びつく!そんな心理学の紹介でした。 (雑学研究家 安田泰淳)