著者 安田泰淳(雑学研究家)



マラソン!世界一遅い記録は55年だった

マラソンの世界最速記録を調べてみました(更新日現在)
2011年9月25日に行われたベルリン大会で、ケニアのマカウさんが、2時間3分38秒 で優勝していました。 


早いですねぇ~Σヽ(゜Д゜○)ノ 
これで世界一早い記録がわかりました。 


では、世界一遅い記録はどのぐらいなのでしょうか? これなら僕もチャレンジできそうだ^^v 誰か教えて教えてくださいなぁq(^o^)p


ほほ~~! 
それじゃあ挑戦してみてくださいね(p^-^q)


1912年、ストックホルムで行われたオリンピックで金栗四三さん(かなぐり しそう)さんが世界一遅い記録を樹立していました。


その記録は!
54年8ヶ月6日5時間32分20秒です Σ(-`Д´-ノ;)ノ


そ・・・・ 
そんなに長い時間を走り続けてたのですか?


いえいえ!ずっと走り続けていたわけではありません。栗金さんはレース中に日射病にかかってしまい倒れてしまったのです。


ところが、近くに住んでいる農家の人が、倒れている金栗さんを発見し介抱してあげたのです。


金栗さんが目を覚ました時にはすでにレースは終了しており、そのまま棄権となった・・・・ と思いきや


「レース途中に失踪し行方不明!」 と記録されてしまうのです。


そして、時は流れ~~~


ストックホルムオリンピック開催55周年記念祭を開催するにあたり、1912年のデータを調べていました。


そうなんです♪
金栗さんの行方不明という記録を発見したのです。


実行委員
「もし、金栗さんが生存していたら、記念式典に招待してはどうか?是非、ゴールをさせてあげたいんだ!」


この提案に金栗さんも快く出場!
55年越しのゴールを果たしたというわけです。


金栗さんがゴールを果たした後、オリンピック委員会は叫ぶのです。


「これをもって、ストックホルムオリンピックの全競技日程を終了とする」なんとも感動的なマラソン世界最長記録ではありませんか(TT) (雑学研究家 安田泰淳)


    









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