2014年7月7日更新 著者 安田泰淳(雑学研究家)            




七夕に降る雨!催涙雨といいます

今日は、織姫と彦星が一年に一度だけ会える日だよ^0^ 
しかし・・・ アァァァ~(*゚с゚*) 雨が降っているではないかo(TロT*) こんな梅雨時に会うんじゃないよ~ヽ(´―`)ノ 夏場に会えばいいのにねぇ( ̄ー ̄)


七夕に降ってしまう雨!実はある呼び方が存在します。


それは、催涙雨(さいるいう)です。


七夕にしか会う事のできない織姫と彦星! 
しかし、雨が降ると会う事ができません。一年に一度のチャンスなのに、会う事ができないよ(><) そんな、会えない悲しみが涙となり、雨を降らせているのだそうです。 そうなんです。七夕の雨は、織姫と彦星が流す涙だと伝えられているのです。 


ちなみに、7月6日に降る雨を、「洗車雨」といいます。
彦星さん!織姫に会うためにルンルン気分で牛車(ぎっしゃ)を洗っています。この洗っているお水が雨となり、降り注いでいるのだそうです(^^) やはり、ロマンチックでした♪


ではでは、どうして織姫と彦星は一年に一度しか会えないのでしょうか?


実は織姫と彦星は恋人同士ではなかったのです☆
中国の三大宗教といえば、仏教・儒教・道教です。これは中国の道教のお話になります。


道教における最も地位の高い神様が天帝で、その天帝の娘にあたるのが織姫です。天の川のほとりに住んでいた織姫は機織(はたおり)が上手な女性でした。化粧もせずに一生懸命働いていたので、天帝も感心していました。


一方、天の川の西に住んでいた彦星もお仕事(牛飼い)に精を出す好青年!これが天帝の目にとまり、織姫と彦星は結婚することになるのです。(つまり、織姫と彦星は夫婦だったのですね☆)


しかし・・・・
織姫も彦星も結婚生活が楽しくて仕方が無い(● ̄∇ ̄●)
いつしか・・・ 二人は働くことをやめてしまったのです。最初は大目にみた天帝でしたが、一向に働く気配を見せないので・・・・


天帝はついに激怒します(*`θ´*)


天帝
「これ以上お前たちを一緒にすることはできん!今すぐ別れなさい・・・ しかし、一生懸命働くならば、年に一回(7月7日)だけ会ってもいいだろう」


偉大な父親に逆らうこともできず、織姫は彦星に別れを切り出し、涙ながらに去っていくのです。その後、織姫と彦星は一生懸命働き、7月7日が来る日を待ち続けるのです(涙) そして本日、2014年7月7日・・・ そうなんです(TT) 雨が降ってしまいました ウオォォォ~~(大号泣)


いやいや、号泣するのはまだ早い!一説によると、
催涙雨は織姫と彦星が一年に一度、めでたく会えたがために、うれし泣きのために降る雨!という説も存在しているのです。


いい話だなぁ~ 良かったなぁ ヌオォォォ~~~~ (やはり大号泣) (雑学研究家 安田泰淳)


    











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