著者 安田泰淳(雑学研究家)



社員を大切にした社長!樋口廣太郎とは?

実は、1985年までアサヒビールは人気のないビール会社だったのです。シェアが一桁の状態に陥ってしまい、夕日ビールと呼ばれる有様でした。


そんな状況の中、
1986年に社長に就任したのが樋口廣太郎(1926 - 2012)さんでした。樋口さんは、前例のない様々な改革を行う事で、アサヒビールをトップクラスの会社に躍進させた人物なのです。


アサヒビールの何が悪いのか?
そう考えた樋口さんは、キリンビールとサッポロビールの会長に会い、アサヒに足りないものは何でしょうか? と、低姿勢で聞いちゃった人なのですo(^▽^)o


聞くほうも聞くほうですが、それに対して真摯な姿勢で答えた会長達!やはり、昭和っていう時代は凄いです。


そこから得た情報を参考にし、様々な改革を行うのです。
〇原料が悪いので、この部分にお金をかける
〇健康志向の商品を考える。
〇新鮮さが足りない。


樋口さん
「ビールはとても繊細な飲み物だったんだ。日光に半日ほど当てるだけで、まずくて飲めいものになってしまう。お客さんは、アサヒの古いビールを飲んでマズイという。売れない理由はここにあったんだ」


そこで、生産から三ヶ月経ったビールを全て処分する! 
このような斬新なアイデアを行動に移した事により、アサヒビールが美味しいビールとして、消費者から受け入れられるようになるのです(ノ^-^)ノ


アサヒスーパードライの誕生です(*^-^*)


これらの改革で、業界トップクラスに躍り出たアサヒビール。 しかし、樋口さんは素直に喜べませんでした。 


樋口さんが就任する前、
業績不振により500人もの大量リストラを行っていたからです。


そこで、この500人のうち、定年を迎えない人に対しては再雇用の提案を行い、定年退職に至った人に対しては、その身内をアサヒビールに雇い入れる事にしたのです。


人を大切にするアサヒビール! ← このようなイメージがブランド力を押し上げ、現在のアサヒビールの繁栄を築きあげる事になりました。


樋口さんの人を大切にする精神は哲学にも及んでいます。
○「人間を個人として受け入れれば、若い社員は喜んで仕事をする」


○「みんなが気持ち良く楽しく仕事をしてもらうためには、トップが引っ張るのではなく、徹底的な権限を与える事が大切だ。」


○「若い人の話を聞くには、喜んで批判を受ける雅量が必要である。」


○「リーダーシップとは、部下を管理することではない。部下の能力を存分に描き出すことである。」


つまり、樋口さんは人の能力を発揮する事こそが、その人のしあわせに繋がるのではないか? みんなで力を出しあって会社を良くして行こう( ^-^)/ このような哲学を持った人なのですね。


障がい者の方の能力を最大限に引き出したい( ̄ー+ ̄)
そのためには、できない事に目を向けるのではなく、障害があってもできる部分を見つけてあげること!樋口さん、勉強させていただきましたm(_ _)m  (雑学研究家 安田 泰淳)


    











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